マイクロソフトは8月29日、Windows Liveで利用できるガジェットを開発するために必要な情報とサンプルコードを含む開発キット(SDK)の日本語版を8月24日に公開したことを発表した。開発用のツール「Visual Web Developer 2005 Express Edition 日本語版」と合わせ、無償でダウンロードして利用できる。
Windows Liveは、ユーザー個人用のポータルサイトを作成できるサービス。メールや連絡先、メッセンジャー、ブログなどといったMSNのサービスをガジェットとしてウェブブラウザ上に統合することができる。ガジェットは単機能で軽量なアプリケーションながらRSSや非同期JavaScript、XMLなどに対応しており、SDKによって容易に開発できるようになる。
また、同時に開発者向けサイトMSDNにWindows Live DeveloperCenter日本語版を新たに開設し、ガジェットにサーチ、メッセンジャー、スペースなどの機能を組み込んで開発、利用する方法を提供している。なお、マイクロソフトではガジェット開発の促進と啓発を目的としたガジェット開発コンテストも開催している。
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