サイドフィード、会議室型メッセンジャー「フレッシュミーティング」製品版を発売

ニューズフロント2006年07月19日 18時02分

 サイドフィードは7月19日、社内利用向け会議室型メッセンジャーソフト「フレッシュミーティング」の製品版を同日発売すると発表した。サーバに設置することで、ウェブブラウザからチャットによる会議を行える。クライアント端末へソフトをインストールの手間がなく、小規模な企業でも導入が容易という。

 フレッシュミーティングは、サイドフィードが6月にβ版提供を始めたPHPベースの会議室型メッセンジャで、全機能をウェブブラウザベースで利用できるのが特徴。ユーザーはサーバに設置した専用ウェブサイトにログインし、任意に会議室を作成して打ち合わせなどを行える。

 ファイルのアップロードや、議事録のキーワード検索、書き込み時の通知など、メッセンジャーとしての基本機能を備える。また会議室を作成したユーザーが参加するユーザーを指定でき、打ち合わせの内容などに応じて閲覧制限をかけられる。

 製品版ではβ版の不具合を修正したほか、新たに携帯電話からの利用に対応し、導入規模/環境に合わせたシステムパフォーマンス管理機能も強化した。また、更新通知のRSS配信機能など、サイドフィードが従来サービスを通じて開発したRSS技術を組み込んだという。

 Windows版(IIS/apache対応)、Linux版、FreeBSD版を用意。対応ウェブブラウザはInternet Explorer 6以上、Opera 8以上、FireFox 1.5以上(Windows/Mac OS)、Safari。携帯電話は、NTTドコモ、KDDI、ボーダフォンの各キャリアに対応する。

 価格は法人向けライセンスが10ユーザーあたり7万9800円(税別)から。IT関連の記事を執筆するブロガー向けに、5ユーザーライセンスの無料評価版も提供する。

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