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S・バルマー氏:「グーグルはIEでの特別待遇を望んでいる」 - (page 2)

文:Michael Kanellos(CNET News.com) 翻訳校正:坂和敏(編集部)2006年05月12日 11時57分
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 そのほか、Ballmer氏は以下のようなさまざまな話題に言及した。

・Ballmer氏は、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)のFaceBookを気に入っている。「FaceBookについては、かなりの時間を費やして研究した。FaceBookのコンセプトには学べるところが多いと思う」(Ballmer氏)

・一方でファイル共有サービスのBitTorrentについては、「非常に興味深いが、ビジネスでの活用方法は良く分からない」と語った。

・YouTubeについても同様で、「消費者の関心をあそこまでつかめるのは非常に魅力的だ」と語った。ただし、どうすれば動画アップロードサイトが事業につながるかはまだ分からないという。

・昨年Microsoftはあわせて22社の新興企業を買収したが、今後も買収は継続すると同氏は付け加えた。

・Ballmer氏はオープンソースのことを考えると夜も眠れないという。同氏は、高性能クラスタなどサーバ技術向けのソフトウェアに関しては、今のところMicrosoftがオープンソースコミュニティーの後塵を拝していることを認めた。しかし、Windowsの将来のバージョンではこのギャップを埋められるようにすると述べた。

 Ballmer氏はさらに、Microsoft対Linuxの競争は理念ではなく技術の違いが主な争点だと語った。そして、これは機能をめぐる競争となることから、最終的にはMicrosoftに有利に働くと、同氏は指摘した。

 「われわれはオープンソースについて、『これは信仰を巡る競争なのだろうか。違う。これは旧態依然とした開発競争だ』と考えた。取得コスト(の安さ)でオープンソースに勝つのは難しい。だが、TCOでオープンソースに勝つのは難しくない」(Ballmer氏)

 だがMicrosoftは、この分野に深入りすることにはあまり関心がない。「オープンソースのビジネスモデルは受け入れられない。あのモデルは営利企業であることと相反する」(Ballmer氏)

・一方で、法人市場では相変わらずIBMがMicrosoftにとって最大のライバルとなっている。IBMとの直接競争もあれば、同社の技術を採用する企業との競争もあると、Ballmer氏は語った。

・Ballmer氏は、Microsoftの利益が5年前から80%上昇していることに言及し、同社は今でも成長企業だと指摘した。ハイテク業界の上位企業23社が上げた利益合計額のなかで、同社の利益が占める割合も18%から23%へと増加している。

 大企業となったMicrosoftが、20%の成長を達成する可能性は低いが、それでも年間成長率8〜10%は実現可能だと同氏は述べた「われわれの数字はかなり良いと思う」(Ballmer氏)

・Windows VistaとOfficeの次期バージョンは、それぞれ現行製品とほとんど代わらない値段になる。またVistaのHome Editionには、Officeの学校関係者向けバージョンも含まれることになる。

・「Microsoftの秘密兵器は何か」と聞かれたBallmer氏は「あきらめないことだ」と答えた。「われわれには、何度も何度も挑戦し続ける粘り強さとしつこさ、忍耐力がある。Microsoftは非常に辛抱強いが、この点が重要な多くのIT企業とわが社との違いとなっている」(Ballmer氏)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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