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ヤフー、広告事業が好調で過去最高の売上、利益率も改善

永井美智子(編集部)2006年04月21日 00時22分
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 ヤフーは4月20日、2006年3月期の第4四半期および通期連結決算を発表した。インターネット広告市場の好況を受け、売上高、営業利益ともに過去最高を更新した。また、四半期では広告宣伝費や販売促進費を抑えた結果、大きく営業利益率が改善した。

 通期の業績をみると、売上高が前期比47.5%増の1736億円、営業利益が同36.5%増の821億円と大きく伸びた(表1)。売上の伸びをけん引したのが広告事業で、トップページのページビュー保証型広告「ブランドパネル」がナショナルクライアントを中心に好評だった。スポンサーサイトによる売上も好調で、広告事業の売上高は前期比75.7%増の684億円と過去最高を更新した。

 インターネット広告市場は、2005年のマスコミ四媒体の広告費が前年実績を下回る中で前年比54.8%増の2808億円と大幅に伸びており、この恩恵を受けた形だ。

表1:2006年3月期連結決算概要
金額(円)前期比(%) 利益率(%)
売上高 1736億9500万 47.5 -
営業利益 821億3300万 36.5 47.3
経常利益 798億6700万 32.5

46.0

純利益 470億9000万 28.9 27.1

 このほかの分野では、景気の回復を受けて求人を扱う「Yahoo!リクナビ」が好調だった。インフォプラントの子会社化もあり、法人向けのビジネスサービス部門の売上高は前期比51.7%増の358億円と大きく伸びた。

 第4四半期の業績については、セブンアンドワイを持分法適用会社に変更した影響で、売上高は全四半期比0.9%増の471億円となった。ただし、広告宣伝費や販売促進費を抑えたことで営業利益は同11.7%増の236億円となり、営業利益率は同4.8ポイント改善して50.1%となった(グラフ1)。

 2006年2月にあおぞら銀行とのインターネットバンキング業務提携を解消したことで、負担金として約6億円の特別損失を計上している。ヤフーはすでに三井住友銀行グループとインターネット金融事業について戦略的な提携をすることで合意しており、2006年内のサービス開始を目指している。

 2007年3月期第1四半期の連結業績見通しについては、売上高が500億〜534億円、経常利益が226億〜252億5000万円、純利益が129億5000万円〜145億円としている。

060420yahoo_q4net.gif グラフ1:ヤフーの2004年3月期から2006年3月期までの四半期別利益の推移。破線の折れ線グラフが営業利益率、赤の折れ線グラフが経常利益率を示す。また、棒線グラフの左側が営業利益、右側が経常利益を示す。利益率が2006年第4四半期で大きく改善したことがわかる(出典:ヤフー)。

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