Sun Microsystemsは米国時間1月24日、フロントエンドのウェブ開発を容易にするためのツールである「Java Studio Creator 2」をリリースした。Java Studio Creatorは、Microsoftの「Visual Basic」といったビジュアルツールに慣れたプログラマを主な対象とし、より複雑でハイエンド製品とは対極をなすものとして18カ月前にリリースされた。SunはJava Studio Creator 2において、AJAXを使用するウェブアプリケーションの開発を容易にするためのコンポーネント群を追加している。AJAXとは、インタラクティブなGUIを構築するために使われる技術。
同社はまた、Windows、Macintosh、Linuxといったさまざまなオペレーティングシステム上で実行可能な共通のUIを容易に構築するためのツールを強化している。そしてさらに、ウェブポータル内で実行されるプログラムである「ポートレット」を開発可能にするための、Javaポータル標準のサポートを追加している。Java Studio Creator 2は、オープンソースのNetBeansツールセットをベースにしており、SunのローエンドなJavaアプリケーションサーバやポータルサーバとともに出荷される。このツールは、同社の他の開発ツールと同様、Sun Developer Network(SDN)に登録しているプログラマには無償で提供される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」