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英CDT、インクジェット法を使った14インチ型OLEDディスプレイを開発

Michael Kanellos(CNET Japan)2005年11月07日 15時23分
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 英Cambridge Display Technologyが、14インチの有機EL(OLED)ディスプレイを開発したと発表した。

 14インチディスプレイの解像度は1280ピクセル×768ピクセルで、Cambridge Display Technologyではこれを複数製造したと述べている。2005年に入り、Cambridge Displayは直径5.5インチ型の試作品を発表していた。

 OLED画面は、フラットパネルテレビやコンピュータのモニターに使用されている液晶画面の後継として注目されている。OLEDディスプレーは、電流が流れるとなかの物質が発光する仕組みになっている。OLEDはバックライトが不要なため消費電力が少なく、スクリーンも薄型になるため、コスト低減に結びつく。さらに、OLEDディスプレイはLCDディスプレイより解像度の高い画像を映し出すことができる。

 OLEDディスプレイは、製造費用も(液晶画面に比べ)安価である。Cambridge Displayのディスプレイは、マルチノズルのインクジェットプリンタによって成膜される。このプリンタは、Cambridge Displayが株式50%所有しているLitrexの製品で、128ものノズルを備えている。

 2インチの小さなOLED画面は、既に携帯電話の複数の機種に使用されている。その一方で、メーカーらは2005年に入り、OLEDが実用化が可能な有望な技術であることを証明しようと、さらに大きなサイズのスクリーンの試作品を発表している。

 例えばSamsungは、テレビにも使用可能な21インチのOLED画面を発表した。Samsungの試作品のように、Cambridge Displayの14インチモニターのバックプレーンではアモルファスシリコン技術が利用されている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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