フォトレポート:ワンセグや燃料電池に対応した新型ケータイがCEATECに登場 - (page 6)

文:坂本純子(編集部)、板倉一也(編集部)、永井美智子(編集部)
写真:津島隆雄
2005年10月05日 12時16分

 大きな注目を集めていたのが、指輪型のウェアラブルハンドセットの試作機「指話」だ。操作方法は独特で、親指を指輪をはめた人差し指と合わせることで電話をかけたり、受けたりできる(写真1)。指同士を合わせるリズムによって動作が変わる仕組みだ。これはハンドセットに加速度センサを内蔵したことで実現した。

 電話の音声を聞くには、指輪をはめた人差し指を耳の中に入れる(写真2)。骨伝導受話方式を採用しているため、耳の中の骨に指をあてることで、ハンドセットからの振動が耳に伝わって音として聞こえる仕組みだ。音漏れがほとんどないため、騒がしい場所でも相手の声が良く聞こえる。ハンドセットにはマイクが内蔵されており、通常通り喋ればマイクが声を拾ってくれる。なお、ハンドセットと本体の間の通信にはBluetoothを利用するため、本体をかばんの中にしまって使うことができるという。

指輪型のウェアラブルハンドセット(骨伝導式)試作機。人差し指と親指を合わせるリズムによって、通話したり電源を切ったりする。本体との通信はBluetooth。

指輪型のウェアラブルハンドセット(骨伝導式)試作機。耳のなかに指をいれて音を聞く。マイクも搭載されているのでそのまま通話できる

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