航空機メーカーBoeingのビジネス部門であるConnexion by BoeingとIntelは8月1日(米国時間)、機内インターネットサービスの強化とプロモーションの協力について合意したと発表した。
Connexion by Boeingでは、各種データおよびエンターテインメント情報を航空機内の乗客やプライベートジェット、政府専用機の乗務員向けに高速ワイヤレス・インターネットサービス「Connexion by Boeing」を提供している。今回、協力体制の一環として、Connexion by BoeingとCentrino搭載ノートPCとの接続検証が実施された。また、両社は機内インターネットサービスの認知度向上と利用増加を目的とし、ビジネスマンや個人旅行者向けに共同ブランディング活動やプロモーション、研修などを航空会社と協力し実施する。
Connexion by Boeingは現在、ルフトハンザ航空、スカンジナビア航空、JAL、全日空、シンガポール航空、チャイナ エアラインに導入されているが、今後はオーストリア航空、大韓航空、エル・アル・イスラエル航空、アシアナ航空、エティハッド・エアウェイズの長距離便でも提供される予定だ。
また、日本ではBIGLOBEがローミング業者である米iPass Inc.の仲介を得て、Connexion by Boeingのネットワークを利用した機内インターネットサービス「ジェット・ネット」を8月1日より提供開始している。
ジェット・ネットはBIGLOBEユーザーであれば、事前登録なしで利用できる機内インターネットサービスだ。料金は3時間未満のフライトで税込み2100円、3時間以上6時間未満のフライトでは税込み3150円、6時間以上の長距離フライトで税込み4200円。サービスは約50路線で実施され、うち日本発着便は成田とニューヨーク間や、成田とロンドン間など10路線となっている。
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