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日立製作所第1四半期決算、大幅減益、デジタル家電の単価下落などが響く

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 日立製作所(庄山悦彦社長)の05年度(06年3月期)第1四半期(05年4−6月期)連結業績は、売上高が前年同期比0.7%減の2兆487億4500万円、営業利益が同96.6%減の12億8900万円、税引前当期純利益が同89.4%減の48億5100万円、当期純損益が240億8100万円の赤字(前年同期は160億3800万円の黒字)となった。売上高は微減だったものの、営業利益が大幅に落ち込んだ。子会社化した富士通日立プラズマディスプレイの赤字、デジタル家電の価格下落が大きく響いた。

 情報通信部門は、売上高が前年同期比6%減の4529億円、営業損益が231億円の赤字だった(前年同期は56億円の黒字)。ソフト・サービス事業はアウトソーシングサービスが伸び、同2%増の1904億円だったが、ハードウェア事業の不振が響いた。ストレージ、サーバー、パソコン、ネットワーク機器ともに前年同期の売上高を下回った。

 海外地域別の売上高は、アジアが43%、北米が27%、欧州が22%、その他地域が8%。中国は、アジア地域のなかで18%を占めている。八丁地隆・執行役専務G-法務・コミュニケーション部門長は、人民元の引き上げについて「影響はない」としたうえで、「今後、さらに引き上げがあったとしても急激に上がることはないだろう」と説明した。

 なお、今年度上期の連結業績見通しは、4月28日に発表した数字に変更はない。売上高が前年同期比2%増の4兆4000億円、営業利益が同45%減の700億。

日立製作所

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