日立製作所は、情報システム運用管理インターフェースの標準化を進める業界団体Distributed Management Task Force(DMTF)のボードメンバー(役員メンバー)に選出された。同社が4月4日に明らかにしたもの。任期は2005年4月1日から2007年3月31日まで。
DMTFは、さまざまな情報システムの構成要素を統一的に運用/管理可能とするためにインターフェース標準の策定に取り組む業界団体。参加企業数は100社以上。これまで、システム構成要素間で管理情報をやりとりする共通モデルCommon Information Model(CIM)、PCやサーバなどの構成要素を管理するDesktop Management Interface(DMI)、分散コンピューティング環境を管理するWeb-Based Enterprise Management(WBEM)といった標準技術を策定してきた。
ボードメンバーは、DMTF運営方針に対する決定権限を持つ。「当社の持つ運用管理製品の開発やシステム構築/運用などのノウハウを、DMTFの標準化活動において積極的に提言できる立場となった。今後は、各種提言を通じて情報システム運用管理の相互接続性向上に貢献するとともに、DMTFでの活動成果を各種製品にフィードバックしていく」(同社)
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