日本ユニシスは、11月1日に9月期の中間連結決算を発表した。売上高は1389億700万円(前年同期比1.6%増)、営業利益は36億6700万円(同221.2%増)、計上利益が37億7800万円(同79%増)、中間純利益は10億900万円(同51.8%増)となり、マイナス成長だった前年同期に比べて盛り返しを見せた。
同社はこれについて、BIOによるビジネスコンサルティングとTIOによるIT戦略コンサルティング、業務プロセスコンサルティングなどにより、新規顧客の獲得や顧客内の新規分野への参入機会が拡大したことや、新規領域への事業拡大の取り組み、コスト構造改革、退職年金制度改訂などの効果によるとしている。
事業ごとの状況としては、サービス部門がシステムサービスの低価格化や案件の小口化のために伸び悩んだのに対して、ソフトウェア売り上げは大口案件の計上およびオープン系ソリューションの増加などで伸びた。またハードウェア売り上げも賃貸収入の減少傾向が続いているものの、販売ネットワークを機軸としたサーバやストレージ機器分野で伸びをみせた。
業界環境は厳しいとしながらも、通期の売上高は計画通りの3160億円を見込んでいる。
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