日本ユニシス、金融機関におけるスムーズなオープン化を実現するシステム

 日本ユニシス(島田精一社長)は1月30日、金融機関におけるネットワーク・システム基盤を構築するEAIコンセプトに基づいたオープンシステム連携ツールコミュニケーションハブ「COMHUB(コムハブ)」の提供を開始したと発表した。価格は、1セット6800万円から。

 新システムは、「Windows Server System」、オープンミドルウェア「MIDMOST」をシステム基盤にしたネットワーク・システム基盤構築ツール。既存コンピュータ資産を継承しながらネットワークのマイグレーションを可能にし、基幹系システムからオープンシステムへのスムーズな移行と適用を実現する。

 また、ホスト間連携、チャネル連携にともなうシステム構築の複雑さ、保守の煩雑さを解消し、システムの負荷分散、開発工数の最適化、保守の容易性を可能にする。

 主な特徴は、

  1. チャネル統合による勘定系システム対応負荷を軽減
  2. システムのシームレスな切り替え機能、動的メンテナンス機能などにより24時間365日連続稼働を実現
  3. 各チャネルやサブシステムとの連携機能を提供

 ――など。

 同社では今後、金融機関のミッションクリティカル・システムのオープン化を推進するにあたり、オープンシステムによるネットワーク・システム構築基盤段階的移行ツールとして「COMHUB」を積極的に展開し、3年間で24セットの販売を見込んでいる。

日本ユニシス
「次世代金融ソリューション体系 UNIFINE」

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