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インテル:「未来のノートPCは、高性能で長時間駆動」 - (page 2)

Rupert Goodwins (ZDNet UK)2004年09月10日 10時17分
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 Intelはさらに、「Yonah」(開発コード名)という初のモバイル用デュアルコアプロセッサの詳細も一部を明らかにした。Edenによると、65ナノプロセス技術で製造される同チップは、モバイル用途に最適化されたマイクロアーキテクチャを持つことになるという。「本来の目的を理解して欲しい。これはデスクトップチップの単なる低消費電力版ではない」(Eden)

 同氏は、このようなシステムの消電力管理は非常に複雑だが、既存チップのクロックスピードを倍増させるより、2コアにするほうがはるかに効率よくパフォーマンスを向上できると語った。

 「2GHzで動作するコアが2つあれば、チップのパフォーマンスは1コアの場合の1.6〜1.8倍に達するが、これに対して4GHzで動作する1コアのチップでは、その数分の1しか性能が上がらない。われわれは、ノートPCで期待される範囲に電力消費量を抑えながら、この性能向上を実現できる」(Eden)

 Yonahは、「Napa」(開発コード名)という新しいCentrinoプラットフォームのカギを握るコンポーネントとなる。Napaにはこのほか、サポートチップとグラフィックチップの「Calistoga」、IOコントローラの「ICH7-M」、最大6スロットのPCI Expressと強化された電力管理機能、そして「Golan」というミニカード型のワイヤレスデバイスが組み合わされ、Cisco Systemsの新しいセキュリティ機能も搭載される。

 「Napaはデスクトップとほぼ同じ使い勝手を実現する」とEdenは述べ、さらに「オリジナルのCentrinoと同じくらい革命的なものになる」と付け加えた。

 Intelは現在、技術と資金の両面で新型バッテリ技術の開発をサポートしている。「1990年代にはリチウムイオン電池が有効だったが、バッテリの進歩はティーンエージャーとセックスの関係のように、みんな話ばかりで行動が伴わない」(Eden)

 同社は燃料電池などの新種の選択肢も引き続き検討するが、いまのところ既存の2種類の化学物質の進展に大きな期待を寄せている。日本パイオニクスの高度リチウムポリマーとZinc Matrix Powerのアルカリ亜鉛だ。

 「どちらも、サイズや重量を大幅に増やさずバッテリ容量を倍増させる力を秘めている」と、モバイルプラットフォームグループでモバイル技術の主任エバンジェリストを務めるMike Trainorは語った。

 同技術は現在すでにサンプル出荷が行われており、2006年には少量が市場に出回るかもしれないが、新型バッテリのポテンシャルが完全に発揮されるのは2010年以降になる可能性が高い、と同氏は付け加えた。

 デスクトップに関しては近日中に予想される進展はない。「64ビットに対応する機能はいつでも実装できるが、タイミングはアプリケーションの需要に合わせることに決定した」(Eden)。同氏によると、2006年後半に登場するLonghornより先に、この技術が投入される可能性は低いという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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