富士通は6月7日、パソコンの調達/展開/運用から撤去/廃棄に至るライフサイクル全般にわたる業務を包括的に請け負うサービス「PC-LCM(ライフサイクルマネジメント)サービス」の提供を同日開始すると発表した。顧客は、システムの企画段階から定期メンテナンス/障害対応/ウイルス対策などの管理業務、最終的には撤去やデータ消去などを依頼することで、管理業務の負荷を軽減できるという。
同サービスは、「企画」「調達」「展開」「運用」「撤去」というカテゴリー(フェーズ)に分けられ、30種ほどのさまざまな機能が用意されている。PCはネットワークを介して集中監視し、さまざまなメーカーのPCのほか周辺機器にも対応する。サービスレベルをあらかじめ合意しておくSLAの適用対象で、英商務局(OGC)の規定するITサービスマネジメントガイドラインITILに準拠している。障害発生時には、2時間以内に技術者が到着する体制を整える。
1000台のPCを管理する場合の料金は、1台当たり月額1200円から。今後3年間で導入企業400社、受注額1000億円を目指す。
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