ニイウスは2月25日、米IBMワトソン研究所と共同で次世代超並列システム技術の商業ユースへの応用に関する研究を行うことで基本合意に達したと発表した。4月を目途に共同研究を開始する。なお、内容、期間、費用などは開示しない。
ニイウスによると今回の研究の目的は、IBMの次世代超並列システム技術の他社に先駆けた習得。ワトソン研究所では、Blue Gene/LなどLinuxを使用した次世代超並列システム技術に関する研究を行っており、ニイウスは検証作業へのSEの派遣を予定している。
ニイウスは金融業界向けならびに医療機関向けのAIX(IBM Unix)システムで多くの導入実績を持つ。「今後近い将来には、IBMが提唱するオンデマンド、オートノミックコンピューティング、グリッドコンピューティングの概念に合致した次世代超並列システム技術を、AIXをはじめとするアプリケーションシステムと連動させた、高速演算商業用アプリケーション処理が必要になると考えている。これにより、現行の顧客ベースに超高速演算のシステム技術を付加することで大きな需要が喚起できると判断した」とコメントしている。
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