ニイウスとマウンテンビューデータは6月30日、マウンテンビューデータのサーバ管理ソフトウェア「PowerCockpit」の販売に関して両社が提携したと発表した。
ニイウスは、同社が導入サービスを手がけるIBMのブレードサーバ「IBM eServer BladeCenter」とPowerCockpitを組み合わせ、データセンターや金融機関などに向けて販売していく。PowerCockpitを、Linuxベースのデータセンターや大規模情報システム構築で、管理・増設などの基盤となるソフトウェアと位置づけていくという。
PowerCockpitはブレードサーバの増設などに特化したサーバ管理ソフトウェア。サーバのきょう体にブレードを追加する際、個別にOSやアプリケーションをインストールしなくても、すでに構成済みのサーバから同製品を通じて同一のシステムイメージを割り当てられるのが特長。
またシステム環境を必要に応じて切り替え、時間帯や日付、トラフィック過密時といった情報に応じてブレードサーバの構成を変更することができる。LinuxとWindows2000の混在環境もサポート可能。
なお、ラックマウントブレードサーバのきょう体と4枚のブレード、Linux、PowerCockpitソフトウェアライセンスといった構成の参考価格は、約600万円〜。
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