文:Greg Sandoval(CNET News.com)
翻訳校正:佐藤卓、藤原聡美、高森郁哉
2008/01/11 13:45
先行きの全く見えない状況の中、新興企業のImeemが、新しいビジネスモデルを考え出したとして評判になっている。そのビジネスモデルは、大手レコード会社から受け入れられ、音楽ファンも多数引きつけたというのだ。
ソーシャルネットワークサイトとして知られるImeemは、広告モデルによる音楽ビジネスの最有力候補として、あたかも突然頭角を現したかのようだ。メディアが注目し始めたのは、Imeemが2007年12月にUniversal Music Groupと契約を締結し、すべての大手レコード会社とライセンス契約を結んだと発表してからだった。また、Imeemはビデオ分野にも参入する。
約70人の従業員を抱えるImeemは米国時間1月8日、「The Daily Show with Jon Stewart」やVH1が放映する「Best Week Ever」など、Viacomが保有するテレビ番組のストリーミング配信を開始すると発表した。
Universal Music Groupのデジタル部門バイスプレジデントRio Caraeff氏は2007年12月、The New York Times紙に対し、「われわれは(ストリーミング音楽が)爆発的に普及すると考えている」語っている。「広告付きストリーミング配信というビジネスモデルが、大企業にも小規模企業にも採用され、持続的に拡大することになると思う」
Imeemによると、同社との提携からレコード会社が得られるものは、2000万人のユニークユーザーと接点を持ち、1カ月あたり100万人単位でビジター数が増え続けているサイトを利用する機会だという。Imeemはまた、広告収入をレコード会社と分け合う。さらに、楽曲の配信方式はストリーミングのみなので、レコード会社は著作権侵害を心配する必要がない。ダウンロードはできないので、PtoPネットワークで共有されることもないのだ。
ダウンロードができない代わりに、Imeemのユーザーは、広告さえ気にしなければ、PCやMac上で無制限に音楽を聴くことができる。これは、ソーシャルネットワーキングサイトにとって前例のない音楽発見ツールになる。
音楽の購入を希望するユーザーのために、ImeemはiTunesやAmazon.comのダウンロードストアへのリンクも提供している。
GartnerのアナリストであるMike McGuire氏とAndrew Frank氏は、2007年12月の報告書で次のように書いている。「Imeemが大手レコード会社と配信契約を結んだことにより、オンラインミュージック市場が本格的に仕切り直される。特に重要なのは、Imeemが、オンラインミュージック市場で支配的なiTunesを無視したり排除したりしようとしていない点だ」
2008/01/09 12:49 [ ネット・メディア ]
2007/10/30 12:04 [ ネット・メディア ]
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冷え込んでいる音楽業界を再生する為にも広告ベースの音楽配信は歓迎すべきと思う。ネックとなるのはレコード会社とJASRACの対応の遅さ・・ある最大手レコードメーカーはいまだに音楽配信をCDを売るためのプロモーションという位置づけでアーティストや原盤権を保有するプロダクション側へ公平でない契約条件を押し付けている状況で権利者側も積極的に配信を進められる段階ではない。アメリカと違って日本ではモバイルが音楽配信のシェアを占めているが、逆に言えばPCの音楽配信の商機を逃しているという事では?