［年末特集：2007］ミクシィの新オフィスがすごかった--下半期の注目記事（後編）

　前編に引き続き、2007年下半期にもっとも読まれたニュースを振り返る。

　後編は2007年11月と12月。ミクシィの新オフィスにお邪魔したり、最新ガジェットを片っ端から分解したりするなど、ランキング上位は多彩な顔ぶれだ。

ひろゆきとティム・オライリーの対談が実現

　2007年11月の1位は「グーグルに負けない、楽しい「仕掛け」満載のミクシィ新オフィス初公開」。ミクシィの新オフィスを写真とともに紹介した記事だ。社内には堀ごたつや和室など、個性豊かな会議室がたくさんあった。

　2位は「フォトレポート：第3世代「iPod nano」の分解奮戦記」。この分解レポートでは問題が発生し、元通りに組み立てることができなかった。蘇生を試みたものの、真っ白な画面が映し出されるだけで、「かなり気分がくじけている」と記事にはある。

　3位は「ひろゆきがティム・オライリーに直接きいた、『Web2.0ってなんだったの？』」だ。Web2.0 EXPOにあわせて来日したO'Reilly氏に、２ちゃんねる管理人の西村博之氏が斬り込んだ。対談後、西村氏はO'Reillyを「わりとまともな人だった」と評している。

下半期の“分解もの”をまとめる

　2007年12月は“分解もの”が上位を独占した。Apple TVに至っては3回にわけて、計83枚の写真とともに分解の様子をレポートしている。しかも、徹底的に分解したにもかかわらず、再び組み立てたApple TVは完ぺきに元通りに機能した。下半期にCNET Japanに掲載されたすべての分解記事は、「ガジェットの中身をのぞいてみよう--分解レポート総まとめ」で見ることができる。

　Apple製品の分解レポートに続いたのは、Appleを愛する人々をテーマにした記事「Macユーザーが注ぐアップルへの深い情熱--その源を探る」だ。Macintoshユーザーの情熱は感動的でさえあるが、「同時に厄介なものにもなりうる」と、この記事の筆者は述べている。

　4位はオンラインパネルディスカッションというコーナーの「テラ豚丼、ケンタッキー--CGMで企業に危機？」だった。SNSや動画サイトなど、CGMを発端としたトラブルが続発するなか、インターネットユーザーと企業はどのようなことを念頭に置くべきか。IT業界のキーパーソンが語った。