ケータイで買い物をする中高生は4人に1人--決済は代引きが主流

永井美智子(編集部)2007年09月05日 17時49分

 バンダイネットワークス、VIBE、東急エージェンシーの3社は9月5日、中高生のモバイルECサイト利用状況に関する調査結果を発表した。4人に1人がモバイルECサイトで買い物をした経験があるという結果となった。

 調査はVIBEが運営するモバイルコンテンツサイト「GAMOW」を利用している13歳から18歳までの中学生および高校生。有効回答者数は1107件で、内訳は男性が21%、女性が79%。年齢を見ると13歳が8%、14歳が10%、15歳が21%、16歳が28%、17歳が20%、18歳が13%となっている。また、キャリア別の内訳はNTTドコモが33%、auが47%、ソフトバンクモバイルが20%となった。

 調査では、モバイルECサイトで買い物をしたことがあるユーザーは回答者の25.2%にのぼった。年齢が上がるごとに利用経験者の比率は高まり、13歳ではわずか11.0%だったのが、18歳になると32.1%となる。

年齢別の利用割合提供:バンダイネットワークス、VIBE、東急エージェンシー

 購入したことがある商品の第1位はCD/DVDで、洋服や靴などのファッションアイテム、ピアスや指輪などのアクセサリーが続いた。ただし男性に限ってみると、CD/DVDに次いで漫画や小説などの本と洋服や靴などのファッションアイテムが同順位となり、やや傾向が異なる。また、高校生になるとダイエット食品やコンサートチケットといった商品が上位に来るという。平均購入品数は、男性が平均1.48個、女性が平均1.84個となっている。

モバイルで購入したことがある商品提供:バンダイネットワークス、VIBE、東急エージェンシー

 利用金額は1000円以上3000円未満、3000円以上5000円未満という層が最も多い。年齢が上がるほど購買金額も上がり、高校生になると5000円以上の買い物を経験した人が40%以上にのぼる。

利用金額 提供:バンダイネットワークス、VIBE、東急エージェンシー

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