総務省が携帯電話のSIMロック解除を検討しています。4月2日には携帯電話事業者や端末メーカー、消費者団体らを招き、公開ヒアリングを開催する予定です。
日本では携帯電話の端末を特定の通信会社でしか使えないように制限(SIMロック)されています。一方、海外ではSIMカードを差し替えるだけで通信会社を問わず携帯電話の端末が使えるのが一般的で、日本国内でも市場競争活性化などの観点から解除を望む声が高まっています。
2010年末から発売される次世代携帯電話の端末を対象とし、法制化による義務付けも検討するという報道もあります。SIMロック解除が実現するとキャリア、メーカー、消費者、そして携帯電話業界にどのような変化が起きるのでしょうか。