iPhone 3G、その魅力とは?

2008年7月11日 01時00分

 iPhone 3Gがついに発売され、App Storeもオープンしました。世界中からアプリケーションが寄せられており、すでに500以上のラインナップとなっています。まもなくMobile Meもサービスを開始し、iPhoneを利用する環境が整う見込みです。

 日本でも発売まであと数時間となりました。ソフトバンク表参道には11日午前0時時点で1000人近い行列ができています。発表時にもお聞きしましたが、あらためて、ここまで人を惹きつけるiPhoneの魅力とは何なのでしょうか。またiPhone 3Gを購入された方、実機に触れられた方はぜひ、そのご感想をお聞かせください。


  • 小川浩(@ogawakazuhiro)
    小川浩(@ogawakazuhiro)さん (株式会社リボルバー CEO)
    たったいま、今日中にiPhoneをゲットできる算段が整ってほっとしているところ。

    ところで、現在僕たちはiPhone専用Webアプリの開発をしている。Webアプリなのでバックエンドはクラウドで、iPhone上のUI開発をしているにすぎないが。

    この開発を通して理解したのは、iPhone(とSafariの組み合わせ)が世界最高のWeb閲覧ツールであるということだ。少なくともネットで検索やニュースを読むなどの情報収集をするうえで、これ以上のモノは現時点では存在しないといっていい。iPhoneの凄みはハードとしての性能ではなく、ソフトウェアでの処理によって素晴らしい機能提供を実現しているところだ。同時に、iTunes StoreやGoogle連携、MobileMeなどのエコシステムの中において存在感を保つという、世界観もいい。こうした美点は日本のケータイには全く見られないものだ。

    iPhoneはDSやPSPのライバルであり、日本独自の文化を選ぶか、世界標準の文明を選ぶかを我々に迫る革新的なデバイスだ。
    文化とは、民族内でしか通じないローカルルールであり、文明とは誰もが民族間でのコミュニケーションを実現するグローバルルールだ。(司馬遼太郎さんの定義)

    僕は迷わず世界標準を選ぶ。僕は文化より文明が好きだ。
    だからiPhoneを選ぶ。
    2008-07-11 09:17:55

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