レノボ・ジャパンは10月10日、ThinkPad Xシリーズにおいて、重量とバッテリ使用時間、操作性を大幅に強化した企業向けノートPC「ThinkPad X200s」「ThinkPad X200 Tablet」「ThinkPad X301」の3機種を発表した。
3機種とも一部モデルにLEDバックライト・ディスプレイを採用。オプションとして128GバイトSSD搭載モデルを用意した。ThinkPad X200sとThinkPad X301では、全モデルにBluetoothを標準装備している。
ThinkPad X200sは、重量約1.1kg、バッテリ使用時間が最長13.6時間。同社の企業向けノートPCの中で、最軽量および最長のバッテリ使用時間を実現した。また、最新のハードウェアと新技術に対応し、優れた省電力性能とパフォーマンスを提供するインテルのスモール・フォームファクタ「vPro テクノロジ インテル Centrino 2」を搭載している。
一部のモデルには、レノボ独自のカーボンファイバとグラスファイバのハイブリッドトップカバーを採用し、液晶パネルの堅牢性をアップした。超軽量でありながら、過酷なモバイル環境でも耐久性を確保する。
オプションの「ThinkPad X200ウルトラベース」を使用することで、別バッテリを充電して交換するなど、モバイル使用時でも作業を中断することなく、長時間作業できる。ウルトラベースには、オプションでBlu-ray/DVDプレーヤーを選択したり、ハードディスク(HDD)を追加することも可能だ。ダイレクト価格は23万1000円〜。
ThinkPad X200 Tabletは、レノボ初のワイド画面を採用したタブレットPC。重量約1.61kgと従来のタブレットPCに比べ約10%軽量化した。タッチパネルとペンの感度を強化し認識率を向上させたほか、フルサイズのキーボードも装備する。
タブレットPC画面は、左右どちらにも回転できるデュアル・スイベル機能を採用。ノートPCとタブレットPCのモード切り替えもスムーズとのことだ。
プラットフォームには、最新の低電圧スモール・フォームファクタ vPro テクノロジ インテル Centrino 2を採用。指紋センサやフルディスク暗号ソリューションを搭載し、高いセキュリティを確保した。ダイレクト価格は27万8250円。
ThinkPad X301は、重量約1.5kg、バッテリ使用時間が最長9.5時間の薄型ノートPC。厚さ約1.86cm〜2.34cmの薄型軽量のボディに、最新のDDR3メモリとインテル Core 2 Duo超低電圧プロセッサなど、さまざまな最先端機能とテクノロジを搭載した。DisplayPortおよびVGAをサポートし、HDコンテンツを複数のディスプレイで楽しめる。ダイレクト価格は38万3250円〜。
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