LGが、自社のスマートTVによるデータ収集を行わないようにするファームウェアアップデートを準備しているという。同社が米国時間11月21日に米CNET宛ての電子メールで明らかにした。
今回の動きは、ユーザーが視聴したチャンネルやネットワーク上でストリーミングしたメディアファイル名がLG製テレビを通じて共有されていることが発覚したことを受けたものだ。こうした情報の共有は、ユーザーが設定を無効にした場合でも行われていた。
この事実が発覚したことが引き金となり、LGが自社製テレビを使って何を収集し、何を収集していないのかをめぐって懸念を呼んでいた。同社では、テレビ上でより効果的な広告およびレコメンデーション表示を行うためにデータ収集機能を使っており、それはインターネット上で行われていることと同様だとしている。
LGの広報担当者は、「LGはこうした記事が原因で懸念が生じた可能性があることを残念に思う。今後も当社の顧客および社会一般すべての期待に応えられるよう努めていく」と述べた。
LGは、ファームウェアアップデートに取り組んでいるところであり、これにより、ユーザーがデータ転送をオフにした場合はこの機能を無効にするとともに、USBフラッシュドライブや外付けドライブに格納されたファイル名の読み取りや転送機能も削除される予定だ。
とはいえ、LGは、これらの2つの機能による問題の重要性については軽視していたようだ。
LGは、テレビ視聴により収集した情報は個人情報ではなく、視聴関連の情報だったと述べている。同社はデータの転送について認めたものの、自社サーバにこれらの情報を格納したことは決してないとしている。
一方で、メディアファイル名の収集は、視聴中の番組に関連するデータをインターネットで検索するための新機能に含まれており、同社が「より優れた視聴体験」を実現できるようにするものだった。LGがこの機能について公開することはなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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