あなたはYouTubeチャンネルを見るためにお金を払うだろうか。
AdAgeが米国時間1月29日に掲載した記事によると、YouTubeは2013年に有料チャンネルサブスクリプションの提供を開始することを目指しているという。
AdAgeが「計画に詳しい複数の人物」の話として報じたところによると、YouTubeは視聴料金を徴収するチャンネルの開発について、選抜した少数のコンテンツプロデューサーと既に話し合いを開始しているという。報道によると、先述した情報筋の2人は、最初に提供される有料チャンネルの視聴料金は月額1~5ドルになる予定だと話しているという。
有料チャンネルは、MachinimaやMaker Studios、Fullscreenといった大手メディア企業によって開発される可能性が高い。これらの企業の現行チャンネルは、既にYouTubeユーザーを引き寄せている。しかし、YouTubeは現行のプロバイダーラインアップ以外の新しいコンテンツプロデューサーも探している。
さらに、YouTubeは動画の完全ライブラリやライブイベント、さらに自己啓発や金融アドバイスのショーまでもを含むほかのアイテムについても、視聴料金を徴収する計画を検討している、とAdAgeは報じた。
先述した情報筋によると、早ければ次の四半期にもローンチ予定の有料チャンネルは当初は実験と見なされ、開始時点のチャンネル数は25程度に留まる予定だという。
有料チャンネルの全体的な狙いは、従来のテレビに代わる選択肢を視聴者に提供し、さらに広告売り上げも増加させることだ。プロバイダーは自らの有料チャンネルに広告を表示できるようになるだろう。
YouTube関係者が米CNETに述べたところによると、有料サブスクリプションの計画がニュースで報じられるようになったのは2011年以降だが、同社はそれについて、かねてから検討していたという。
「コンテンツの種類によって、必要となる支払モデルは異なる、とわれわれは昔から主張してきた」と同関係者は言う。「重要なのは、そのモデルに関係なく、クリエイターがYouTubeで成功することだ。サブスクリプションから利益を得られると考えているYouTubeのコンテンツクリエイターは大勢いる。われわれがサブスクリプションを検討しているのは、そのためだ」(同関係者)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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