前回2008年05月に個人情報に関する意識調査を行っているが、会社や学校から付与されたメールアドレス、SNSやメッセンジャーのアカウントなどについて、各ユーザーがどう意識しているかを探った。集計回答数は20代から40代を中心とする男女461名。
回答者の職種のうち、「一般事務職」は97名(21.0%)、「IT・コンピュータ関連職」は95名(20.6%)。勤務者および学生は373名(80.9%)。
mixiやモバゲーなどのSNSを「利用している」とした回答者のうち、実に86.9%もの人が「SNSのアカウントID」を「個人情報だと思う」と回答。
年代別では20代では68.6%程度だが、30代は90.3%、40代は94.2%と、上の年代ほど高ポイント。性別で大きな差は見られなかった。
SKYPEやMSNなどのメッセンジャーを「利用している」とした回答者で、「メッセンジャーアカウント」を「個人情報だと思う」としたのは84.7%。
性別では女性が90.3%で男性を約10ポイント上回っているのが特徴的。年代別では20代では78.1%程度だが、30代は87.2%、40代は 89.5%と、「SNSのアカウントID(URL)」と同様に上の年代ほど高い割合となった。
しかし会社や学校から専用のメールアドレスを「付与されている」とした回答者では、「会社・学校付与のメールアドレス」を「個人情報だと思う」としたのは 70.7%。
SNSやメッセンジャーのアカウントについては9割近くの回答者が個人情報だという認識をしていた結果に対し、会社付与のメールアドレスでは 29.3%が「個人情報ではない」と認識していることが分かった。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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