ネットのコミュニケーションで反映に現れるwの文字。では、wwwという文字列を見て何を想像するだろうか。アイシェアの調査によれば、「www=World Wide Web」という認識はすでに過去のものだという。代わりに、「爆笑」と答えた人が20代では過半数を占めた。
アイシェアは同社が提供するメールサービス会員のパネラーに、ネット利用、略語利用に関する意識調査を行った。それによると、wwwの意味を「爆笑」と回答した人は、20代では61.2%、30代では43.1%となった。若い年代ほど「www」が「笑う」を表す文字列であると認識しているようだ。
さらに調査結果を見ると、30歳、31歳を起点に「World Wide Web」と「笑い」の比率が逆転していることがわかる。アイシェアは「いまやwwwから始まるサービスも少なく、携帯サイトやサブドメインの利用が増加するなど、ネット死語化の要因に繋がっているかもしれない」と分析している。
ネットで使われるアルファベット表記の略語には、他にも「KY」や「AKY」、「GHQ」などがあるが、これらの略語の利用状況について調査したところ、利用者は38.3%だった。利用する略語は1〜2程度が利用者の7割を占めた。
今回の調査は2008年3月11日から3月13日にかけて行われた。有効回答数は472名(20〜30代限定)、男女比率は男性が52.8%で女性が47.2%だった。年代比は20代44.6%、30代55.4%。
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