Facebookは米国時間1月21日、開発者ブログへの投稿の中で、同プラットフォーム上で構築されたサードパーティー製アプリケーション向けの「ダッシュボード」を、数週間以内に公開すると発表した。開発者は現在「サンドボックス」へのアクセスが認められており、そこで新しいフォーマットを試したり、何が変わるのかを確認したりすることができる。
ダッシュボードは、刷新されたFacebookホームページの一部として、一般ユーザーに何をもたらすのだろうか。これは主に、多くのサードパーティー製アプリケーションをインストールしているユーザーのFacebookアプリケーション体験を整然としたものにし、ゲーム(同プラットフォームの大きな話題の多くはゲームだ)を専用のタブに分類する。
ユーザーが最近使ったアプリケーションは上部にグループ化され、「Bill Gates氏と対戦中の『Scrabble』で、あなたの番が回ってきました」といった最新ニュースが表示される。また、Facebookメンバーの友達が最近使っているアプリケーションや、そういったユーザーが既に使っているものから割り出した気に入りそうなアプリケーションを表示するグリッドもある。左側のサイドバーにある複数の「カウンター」には、更新を行ったメンバーや、個々のアプリケーションからのアラートが表示される。
Facebookは時折、電子メールによる通知からメンバーのプロファイルを目立たせることまで、アプリケーションがやっていいことと悪いことを取り締まっており、開発者はこれを快く思わないこともあった。しかし、アプリケーション体験を再設計して整理することで、Facebookユーザーがより簡単に新しいアプリケーションを発見し、既に使っているアプリケーションからより多くのアップデートを入手できるようにする今回の措置は、歓迎される可能性が高い。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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