ディー・エヌ・エー、ネットスター、マイクロソフト、ヤフー、楽天のインターネット事業者5社は4月23日、青少年インターネット規制法案に反対する意見を表明するとともに、青少年保護に向けた自主的な取り組みについての説明会を開催した。会見には社団法人全国高等学校PTA連合会も席を並べた。
5社は現在検討されている青少年インターネット規制法案には反対の立場だ。「一部の法案においては、保護者の多様な意見を反映できない仕組みの導入を義務化したり、弊害が多く効果の期待できない規制を課したりする傾向がみとめられる」というのが、その理由だ。「法案は一番最後に来るべきものであって、まずは、現在進みつつある民間の取り組みを後押しして頂きたい」と訴える。
今後は、PTAをはじめとする保護者や教育関係者と意見交換した上で、子どものインターネットの安全な利用環境の確保やリテラシー向上を目指した教材制作を進めていくなど、自主的に子どもが安心してインターネットを利用できるようにするための活動を開始する方針だ。
具体的な活動案は以下の通り。
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