ディー・エヌ・エー(DeNA)は4月21日、ケータイ総合ポータルサイト「モバゲータウン」において、青少年の悩み相談などの問い合わせに応じる専用相談窓口「モバゲー110番」を開設した。
モバゲータウンでは、ユーザーからサイトに直接寄せられる相談について、専門家による相談窓口へ誘導。実際の相談は、窓口を運営するダイヤル・サービスが担当する。
相談の対象となるのは、モバゲータウンの会員や会員の保護者、学校関係者など。モバゲータウンカスタマーサポート窓口への問い合わせのあと、専用相談窓口の連絡先を紹介して電話相談を促す。受付時間は平日午後5時から午後10時。
相談範囲は、ネット上のいじめだけでなく、実際のいじめや引きこもり、不登校、無気力、学業不振など。臨床心理士やスクールカウンセラー、教職経験者をはじめとしたダイヤル・サービスの相談員が心のケアと根本的な解決のためのアドバイスをする。
また、悩みや問題が大きい場合は親や学校関係者、警察などの協力を必要とする場合があるため、相談者にその旨を伝え、適切な行動が取れるようアドバイスもするとしている。
モバゲータウンでは、サイトパトロールにより、サイト内で発生する誹謗中傷の書き込みやユーザー同士のトラブルに対応している。しかし、10代のユーザーからは、サイト外での友人同士のトラブルや、学校内でのいじめについての悩み相談など寄せられ、専門のアドバイザーによるケアの必要性から、このたびの窓口開設となった。
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