スタートトゥデイは10月24日、アパレルECサイト「ZOZOTOWN」のトップページをリニューアルし、「ZOZORESORT」として公開した。
ZOZORESORTでは、ZOZOTOWNやソーシャルネットワークサービス「ZOZORESIDENCE」、ファッション店舗検索サービス「ZOZONAVI」、ブログサービス「ZOZOWALKER」、メッセージサービス「ZOZOARIGATO」に加え、同じく24日リリースとなるQ&Aサービス「ZOZOQ&A」の情報を一元表示する。
あわせて、ZOZOで提供する全サービスのデータベースを統合し、自社開発のリコメンドエンジンも導入した。これにより、ユーザー属性やサイト内での行動履歴・購買履歴・アクセス時間帯などを分析し、トップページで推薦表示できるようになった。
サイト内の検索機能も拡充しており、こちらも検索ワードに関連する全サービス内の情報を横断的に表示させることができる。例えば、「ユナイテッドアローズ」(UA)というキーワードで検索した場合、UAの商品情報だけでなく、UAに関連するニュース、UAのブランド情報、UAに関するブログ記事、UAの全国店舗情報、UAを着たファッションスナップ、UAに関するQ&Aといった全関連情報が抽出される。
これらの情報はブックマーク機能を利用してマイページにスクラップすることができる。現時点では商品情報のみブックマークできるが、今後はサイト内の全情報がこれに対応する予定だ。すでにZOZORESIDENCEというクローズドなSNSが提供されているが、将来的にはこのマイページを基盤にオープン型SNSも提供していく計画だという。
新たにオープンするZOZOQ&Aは、ファッション感度の高い60万人(2007年9月末時点)の会員同士で質問と回答の投稿を行うコミュニティサービス。無料のID登録とプロフィール設定を行えばQ&Aに参加できる。PC版から提供開始し、順次携帯版もリリースする。
スタートトゥデイは、ユーザーの発信により蓄積された情報を新たなコンテンツとして提供していくことで、これまでのECサイトから、より複合的な情報を提案する「ファッション情報のソーシャルメディア」としての役割を強化していく狙いだ。
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