グーグルが携帯電話向けに、コンテンツ連動型広告「AdSense」をまもなく開始する計画であることが分かった。すでに米国ではベータサービスを開始しており、日本でも今夏に提供する。
モバイル版AdSenseは、携帯電話向けのサイトに設置できる広告プログラムで、サイトの内容を解析し、似た内容の広告を表示する。 対象となるモバイルサイトはWML(WAP 1.x.)、XHTML(WAP 2.0)、CHTMLで記述されていること、PHPなどのサーバサイドのスクリプト言語で開発されていることが条件となる。広告は1ページに1枠のみ設置される。
米国では大規模なモバイルサイトを運営している事業者らに対して、モバイル版AdSenseへの参加を呼びかける招待メールがグーグルから送られている。現在のところ、このメールを受信した人だけがベータプログラムに参加可能だ。
グーグルは2006年7月にKDDIと共同でモバイル検索サービスを開始し、検索結果に連動した広告を掲載していた。携帯電話向けのコンテンツ連動型広告は2007年2月にオーバーチュアとNTTデータが共同で展開したのを皮切りに、ウェブドゥジャパンやエフルートも提供している。
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