エルゴ・ブレインズは6月8日、ドリームメール会員向けのコミュニティ・スペースとして、“ロック”をテーマとしたUGC仮想都市サイト「WeROCK City(ウィロックシティー)」を、6月9日にプレオープンすると発表した。
UGC(User Generated Content)は、ユーザーが形成していくコンテンツのこと。今回オープンするWeROCK Cityは、ドリームメール会員の多数を占める30代から団塊世代までの年齢層を中核ターゲットとした“ロック”がテーマの仮想都市で、プロ・アマ、国籍などを問わず、共通の趣味やカルチャーを共有する仲間達が集い、楽しみ、生活するためのコミュニティーとなっている。
エルゴ・ブレインズでは、ユーザーの主体的な参加により増大する情報や、著名アーティストらの参加によって集うインターネットユーザーを対象とした広告を集稿するほか、ユーザー同士の個人間取引による手数料収益などを見込んだ、事業構築を目指すとしている。
仮想都市には、テレビ局や市庁舎、競技場、博物館などといった施設を設け、そこでユーザー同士が情報を交換し、自慢の楽器の披露やテクニックを競うなどの試みを通して、情報や体験を共有し、蓄積していく。また、日本語、英語の同時表記により、国内のみならず、海外からも広く70年代〜80年代の“ロック”ファンが集まり、街を形成する。
2007年秋にはWeROCK City内の居住施設に入居者を募集する予定。また、旅行会社やショッピングモール、歴史的なロックアーティストが眠る墓地の建設も予定している。
なお、WeROCK Cityの創立にあたり、その初代市長には、「RAINBOW」や「BLACK SABBATH」のヴォーカルとしても知られる、Ronnie James Dio氏を選任した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス