アルプスは3月1日、実験サイト「ALPSLAB」を正式オープンした。同社が開発するウェブの地図情報サービスを実験的に公開。一般ユーザーからのフィードバックを受け、改良を進める。
アルプスは、2月21日にALPSLABをプレリリースしていたが、今回の発表により、正式にオープンする。今後は、マウススクロール機能付きの地図情報サービス「ALPSLAB base」と、ブログなどに電子地図を貼り付けられるサービス「ALPSLAB clip!」の2つのサービスを提供し、実験を進める。
ALPSLAB baseは、アルプスが実施するさまざまなサービス実験の共通プラットフォームとして提供する。外部のブログが電子地図上の特定の場所について記事を書くと、そのトラックバックを受け付け、地図上にアイコンとして表示する。またトラックバックを地域ごとにまとめ、RSS配信する。ヤフーの画像検索サービスとの連携機能も備える。
ALPSLAB clip!は、ブログやWikiなどに専用HTMLタグを入力することで、ALPSLAB baseの電子地図を貼り付けられる。ブログ構築/管理ソフト「Movable Type」「tDiary」や、Ruby言語を使ったWiki「Hiki」向けのプラグインも用意する。
アルプスでは今後、ALPSLAB上で随時新たなサービス実験を実施。同時に実験中のサービスについて、正式サービス化を進めていくという。
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