アルプス(池上充宏COO)は12月15日、ヤフー(井上雅博社長) が提供する「Yahoo!地図情報」で利用されている地図の毎週更新を開始すると発表、また、ユーザーがインターネットを通じて投稿した地図更新情報を公開し、それらの内容が正しいかどうか投票(○×投票)を行えるサービスの実験運用も、同時に開始する。
同社は9月28日から、 従来の情報収集方法に加え、「Yahoo!地図情報」を通じて、新規施設のオープンや既存店舗の閉店などの情報を募集するという実験運用を開始。より新しい情報を、より短期間で地図に反映して提供するため、インターネットを利用したユーザー参加型地図更新という新しい試みに取り組んできた。今回、この取り組みの一環として、「Yahoo!地図情報」の地図を定期的に毎週更新していくことにした。
ユーザーは、「Yahoo!地図情報」の地図詳細ページから、地図更新情報を投稿することができる。さらに、新規投稿の前に、すでに投稿されている情報を地図上で確認し、既存の投稿に、「○正しいです」「×名前が違います」「×位置が違います」「×名前も位置も違います」などの○×投票を行うことも可能。ユーザーが投稿した情報や○×投票の結果は、同社が内容を確認。正確な情報と判断したものは、順次、「Yahoo!地図情報」に反映していく。
今後、これらの情報をスピーディーに地図に反映し、より充実したユーザー参加型地図更新サービスの実現を目指す。また、地図情報の募集方法、投稿された情報の調査方法などの改善を行い、さまざまな情報に対応できるような体制を、順次、整えていく予定。
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