アルプスは2月14日、ウェブブラウザ上で地図表示や施設検索、経路検索などができる地図システム開発環境の新版「ProAtlas GeoFramework Advanced」を3月13日より販売すると発表した。価格はオープン。
ProAtlas GeoFramework Advancedはソフトウェア本体、各種API、地図データなどで構成されている。マウスポインタを任意の方向に動かすと、地図がスクロールする「フリースクロール機能」を搭載している。また、ブラウザ上に表示した地図に対し、「飲食店」「不動産」などの位置を要求すると、スクロールしながら条件を満たす施設を検索する機能も備える。
このほか検索した地域や場所を点や線、面で動的に表示したり、道路や建物の表示および非表示を切り替え、用途にあわせて多様な地図を描画することも可能。
いずれの機能にもAPIを利用する。複雑な操作を意識せずにアプリケーション開発が可能で、機能拡張が容易という。対応OSはWindows(2000、XP、2003 Server)、Linux、Solaris、HP-UX。必要実行環境はJava 2 Standard Edition 1.4.0以降、Servlet API 2.3以降となっている。
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