オプトはこのほど、米Reactrix Systemsが開発した、人が触れると変化する投影型映像システム「リアクトリクス」の日本における事業ライセンスを独占取得し、8月からこのシステムを使った映像広告のネットワーク事業を展開すると発表した。
リアクトリクスは、専用プロジェクタを大型商業施設の天井や壁面に設置し、床や対面の壁面に映像広告を投影するシステム。通行人が投影された映像広告の上を歩いたり触れたりすると、その動きにリアルタイムに反応して映像が変化するのが特長となっている。
オプトによると、すでに米国では24州175カ所にリアクトリクスが設置されており、視覚だけでなく、体を動かして楽しめる訴求力の高い映像広告として、コカコーラやジョンソン&ジョンソン、クライスラーといった企業の広告として利用実績があるという。
オプトでは、リアクトリクスを、日本国内のショッピングモールやシネコンプレックスといった大型商業施設に設置し、ネット経由で映像の配信を計画。ネットとリアルを連携させたクロスマーケティング手法として提案していくとしている。2008年12月末までに、リアクトリクスの設置場所50サイト、売上高5億円を目指す。
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