インターネット広告のNIKKOは4月24日、Omnitureが提供する検索連動広告運用ツール「SearchCenter」(サーチセンター)を4月25日から提供することを発表した。
SearchCenterは、OvertureやGoogleアドワーズなどの検索連動広告を自動的に最適化する検索連動広告運用ツール。「Omnitureが開発したアクセス解析・効果想定ツール“SiteCatalyst”と組み合わせることで、アクセス解析の結果をリアルタイムに反映し、検索行動からサイト訪問後のユーザー行動まで、企業のマーケティング活動を総合的にサポートできる」とNIKKOは説明している。
SearchCenterには大きく3つの特徴がある。
1つ目は、「ビジネスルール」という運用条件に基づいた入札処理ができる。これにより、広告主は目標とするCPC(Click Per Cost)やCPA(Cost Per ActionまたはCost Per Acquisition)、SiteCatalystの指標などを指定したルールを設定し、それに基づいて入札を行うことが可能となる。同時に、複数の指標を組み合わせた複雑なルールも設定できる。
2つ目は、SearchCenterはSiteCatalystと柔軟に連携できる点である。目標として設定する指標にSiteCatalystで計測した数値を用いたり、逆にコストやクリック数をSiteCatalystから確認することも可能だ。
3つ目は、詳細なスケジュール設定に基づく運用が可能となっていることだ。SearchCenterは詳細なスケジュール設定機能が搭載されているため、日付や曜日、1時間刻みでの時間帯に分けた複数のルール設定が可能となり、手動では難しい夜間や休日の操作も自動化できる。
NIKKOは「SearchCenterの提供を開始することで、企業のマーケティング活動において特に重要な役割を担う検索連動広告の分析・運用・最適化をより“わかりやすく”“確実に”“スピーディ”に行っていく」と述べている。
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