インテル、2.10GHzのPentium Mを発売

Dinesh C. Sharma(Special to CNET News.com)2004年10月21日 18時13分

 Intelは米国時間20日、ノートPC向けプロセッサのハイエンドモデルにあたる新製品を発表した。

 今回発表されたPentium M 765は2.1GHzで動作し、2MBのキャッシュと400MHzのシステムバスをサポート、電力消費効率をさらに改善していると、同社では説明する。新プロセッサは、90nm製造プロセスを用いて生産されている。

 Pentium Mプロセッサは、Intelの無線LANとチップセットを同梱したCentrinoパッケージの重要なコンポーネントである。Centrinoでは、ビデオ再生や無線データ転送機能の拡張を目的にした設計が行われている。

 Pentium M 765の価格は1000個出荷時で637ドル/個。

 Pentium M 765は、現行の2GHzのPentium M 755(2MBキャッシュ搭載)に代わって、Pentium Mのハイエンドモデルとなる。モデル755の価格は、10月17日(現地時間)にIntelがPentium Mプロセッサの価格を最大3分の1引き下げるまでは、637ドルだった。ノートPC向けプロセッサは、Advanced Micro Devices(AMD)と競合するIntelにとって、有利に競争を進めている分野である。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]