Intelは米国時間20日、ノートPC向けプロセッサのハイエンドモデルにあたる新製品を発表した。
今回発表されたPentium M 765は2.1GHzで動作し、2MBのキャッシュと400MHzのシステムバスをサポート、電力消費効率をさらに改善していると、同社では説明する。新プロセッサは、90nm製造プロセスを用いて生産されている。
Pentium Mプロセッサは、Intelの無線LANとチップセットを同梱したCentrinoパッケージの重要なコンポーネントである。Centrinoでは、ビデオ再生や無線データ転送機能の拡張を目的にした設計が行われている。
Pentium M 765の価格は1000個出荷時で637ドル/個。
Pentium M 765は、現行の2GHzのPentium M 755(2MBキャッシュ搭載)に代わって、Pentium Mのハイエンドモデルとなる。モデル755の価格は、10月17日(現地時間)にIntelがPentium Mプロセッサの価格を最大3分の1引き下げるまでは、637ドルだった。ノートPC向けプロセッサは、Advanced Micro Devices(AMD)と競合するIntelにとって、有利に競争を進めている分野である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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