Microsoftが再びYahoo買収を検討している。
Reutersは米国時間10月5日、複数の匿名の情報筋の話として、MicrosoftがYahoo買収の可能性を検討しており、買収の成立に向けてパートナーの協力を求めるかもしれないと報じた。
しかし、Microsoftの社内に、Yahooを買収するべきではないと考える複数の派閥がまだ存在するため、買収提案は実現しないかもしれないとReutersは報じている。
Microsoft以外にもYahoo買収を検討している企業がいくつか存在する。Yahooは社内メモで、複数の団体からの問い合わせに対応中だと述べ、売却を検討していることを暗に認めた。
中国のインターネット企業Alibabaから、Silverlake PartnersやベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitzなど数社のプライベートエクイティ企業にいたるまで、さまざまな企業がYahoo買収を検討している。
2008年にYahooに買収を提案し、同社の経営者兼創設者のJerry Yang氏に拒絶されたMicrosoftにとっては、再びの挑戦となる。Microsoftは、2007年にソフトウェア企業Aquantiveを60億ドルで買収し、2011年5月にSkypeを85億ドルで買収するなど、買収に巨額を費やす意欲を近年見せている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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