ソネットエンタテインメント(So-net)、角川モバイル、電通イー・リンクの3社は6月26日、多様な地域情報を映像化し、ネット地域広告を収益源としたサイトを運営する「ソネット・カドカワ・リンク」を、27日に共同設立すると発表した。9月からサービス開始の予定。
新会社の資本金は2億3000万円、資本準備金が2億3000万円。株主構成は、So-netと角川モバイルがそれぞれ43.5%(2億円)、電通イー・リンクが13.0%(6000万円)となっている。代表取締役社長にはSo-netの宮口文秀氏、代表取締役副社長に角川モバイルの浅野誠司氏が就任する。
新会社では、地域性・専門性の高い、ニッチで多種多様な店舗や商業施設、イベント情報などを、全国規模で網羅する「地域情報コンテンツ」として映像化し、嗜好に適した情報を高品質な画像・映像で楽しむ「地域情報探訪サイト」を立ち上げ、コンテンツプロバイダーとしてネット対応機器向け配信事業者に広告付きで提供する。
将来的には、地域情報以外に映像化する情報ジャンルを拡大し、広告収益型コンテンツプロバイダーとしてのプレゼンスを高めていくとしている。
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