SP Technologiesという会社が、iPhoneの象徴であるタッチスクリーンキーボードをめぐり、Appleを提訴した。SP Technologiesによれば、自社が所有する同様のキーボードに関する特許をAppleが侵害しているという。AppleInsiderの調べによると、問題の特許は2000年のもので、書類には、「入力エリアとリンクし、ユーザーによる変更が不可能なグラフィカルキーボードを使って、ユーザーが入力した情報を受け取るユーザーインターフェース」と書かれている。
もちろん、特許を巡る訴訟は珍しくない。タッチスクリーン型の入力方式を最初に採用した会社はAppleではない。
Appleは数週間前にiPhoneのバッテリをめぐって提訴されている(原告は、ユーザーが自分でiPhoneのバッテリを取り替えられず、また約300回充電しただけで交換が必要になることについて、消費者がだまされたと訴えている)が、今回のタッチスクリーンキーボードをめぐる訴訟の方が弁護が難しいだろう。この訴訟は、米国時間8月2日にテキサス州タイラーで起こされた。特許訴訟といえば、最近はこの地で起こされることが多い。
Appleの関係者にコメントを求めたが即座に回答を得ることはできなかった。もっとも、Appleが現時点でコメントできることも多くはないと思われる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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