eMarketerのデータによれば、全世界でのソーシャルメディア広告市場は2011年に82億ドルになると予測されており、今後の広告出稿量は増えると想定されています。
では今後の日本のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)市場がどうなるのか。以下のように整理してみました。
<ポジティブ要因>
<ネガティブ要因>
SNSに飽きだした消費者の存在(特に男性ユーザーが顕著)
上記のとおり、広告主、サプライヤー、 メディア側に起因したポジティブ要因はあるものの、ユーザーサイドにはネガティブ要因が多く、今後の課題は多いと思われます。
上述のCNET Japanの記事から考えると、ユーザーがSNSに飽きている理由は大きく以下二つに分けられるかと思われます。
2)SNS上でのコミュニケーションに纏わる事柄が面倒だから、という理由に関しては、仕組みの改善などで対応できるかもしれません(例えば、プロフィール公開手法を制限したfacebookなど)。現在も多くのSNSでその取り組みがなされていることでしょう。
しかし、そのような「仕組み」という箱を作るだけでユーザーを滞留させるには限界が来ているのではないでしょうか。本編では、そのような疑問から、1)内容そのものに飽きを感じたという理由に注目したいと思います。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」