文:David Lenehan
翻訳校正:吉井美有
2007/05/08 08:00
有名なWikiホストソリューションであるWetPaintは、同社のWikiネットワークのユーザー間の、人対人のプライベートメッセージ交換サービスの提供を開始することを2007年の4月第2週に発表した。これは、WetPaint Wikiのユーザーが個人あるいは複数人宛のプライベートメッセージを送り、興味のあることについて他の人と繋がり、協調作業できるようになることを意味している。このニュースをきっかけにして、わたしはWikiについて考えるようになった。より端的に言えば、誰が何のためにWikiを使っているのかが気になったのだ。ここでは、まず始めにWikiについて説明をし、その後、現在市場に出ているさまざまなWiki製品を見ていこう。
Wikiは閲覧者がコンテンツの追加、削除、編集などの変更を行えるウェブサイトだと説明することができる。Wikiの発明は、Ward Cunninghamという男が1994年にWikiWikiWebと呼ばれるサイトを開発したことにさかのぼる。これは人やプロジェクト、ソフトウェア開発のパターンに関する情報を集める場所だ。
現在までで最も成功しているWikiは、あらゆるものを含む巨大な百科事典Wikipediaだ。Wikipediaのことは誰もが知っており、多くの人は大好きだ(一部の人は嫌っている)。しかしそれがウェブ上で最も多く参照されている場所のひとつだという事実は残る。わたしは他の大きなWikiを見て回り、似た例をいくつか見つけた。
Wiki Travelは「オープンコンテンツの、完全な、最新の、信頼できる世界的な旅行ガイドを作る」プロジェクトだ。アイルランドの自分の町を探してみたところ、その町に関しておさえておくべき非常に新しい情報が載っていることが分かった。どこかに旅行しようとしているのなら、まずこのサイトを見てみる価値はある。
CookBookWikiは料理に関するWikiで、3万以上のレシピと料理関係の記事がある。このサイトのミッションは世界のすべての台所の伝統を文書化することだ。
Memory AlphaはStar Trekの世界の情報を集めるWikiである。このサイトStar Trek関係情報の量は計り知れない。Memory Alphaの英語サイトには2万4000件以上の記事があり、その多くは英語以外の13の言語でも提供されている。わたしがStar Trekファンなら、このサイトを素晴らしいと思うだろう。
このほか、Wikiについての良質な情報をWikiIndexで得ることができる。WikiIndexはWikiのWikiだ。
Memory Alpha
Read/WriteWebは次世代ウェブの技術に関する話題を中心に扱ったブログ。
Richard MacManus氏が心惹かれた革新的なアプリケーションやサービスのほか、気になる製品のポジショニングや最新のウェブニュース、業界への洞察をつづっている。
独立系ウェブアナリスト兼コンサルタント。シリコンバレーの企業向けにリサーチや分析、製品開発支援を行う。
Web 2.0 Workgroupの共同創設者でもある同氏はCNETの姉妹サイト米ZDNetでも記事を執筆している。
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