文:Alex Iskold
翻訳校正:吉井美有
2007/05/01 08:00
Amazonは成功したとは言っても、そのビジネスモデルの本来の性質は潜在的な収入に限界を与える。それがウェブサイトだからだ。ウェブサイトはオンライン上の地理概念だ。確かにAmazonを見つけるのは難しくはないが、Amazonはユーザーがオンラインのときはどこにでもついて行くわけではない。Amazonは違う。しかしGoogleはそうなのだ。
Googleはオンラインでのアクセス先のトップ3のひとつであるだけでなく、テキスト広告戦略を通じて、ウェブの布地に自らを織り込んだ。こうすることによって、Googleはインターネット上の地理の制約からさえ自由になり、どこにでもいる存在になったのである。企業や個人がGoogle広告を自分のサイトで公開するのを支援することによって、Googleは一度の急降下で無限の需要と供給の問題を解いてしまった。
それでは、現実世界の優秀な打ち出の小づちであるStarbucksとGoogleを比較するとどうなるだろうか。GoogleとStarbucksの主な違いは下記の点にある。
これらの違いが、GoogleをStarbucksと比べてより魅力的な企業にしている。簡単に言えば、Googleにはほとんど摩擦がない。
Google(赤)対Starbucks(青)
どんなモデルならGoogleに勝てるだろうか、と誰もが考えるだろう。
ここでは、より良い検索エンジンの話をしているわけではない。より良く、費用が少なく、より効率的なビジネスモデルを模索しているのだ。現在のところ、毎日何百万人もの目を捉える何十億ものリンクを超えるようなものを想像することは難しい。
だが、人間の歴史は進歩と革新の歴史だ。70年代にはIBMの次に何が来るのかを想像するのは難しかったし、90年代にはMicrosoftは揺るぎないものに見えた。したがって、Googleの後にも次の飛躍が来るはずだ。少なくとも、Googleのモデルをモバイルの世界で機能するようにすることは、収入増加につながるだろう。より多くの目をより頻繁に広告に向けさせることになる。Googleはもちろんすでにこれに取り組んでいる。
しかし、無線ネットワークを超えて、きたる次の10年には、Googleの現在のインターネットモデルよりも良いビジネスモデルがあるのだろうか。読者が考える次の大きなビジネスブレイクスルーをコメント欄で教えてほしい。
Read/WriteWebは次世代ウェブの技術に関する話題を中心に扱ったブログ。
Richard MacManus氏が心惹かれた革新的なアプリケーションやサービスのほか、気になる製品のポジショニングや最新のウェブニュース、業界への洞察をつづっている。
独立系ウェブアナリスト兼コンサルタント。シリコンバレーの企業向けにリサーチや分析、製品開発支援を行う。
Web 2.0 Workgroupの共同創設者でもある同氏はCNETの姉妹サイト米ZDNetでも記事を執筆している。

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