絶好調ソフトバンクモバイル、モバイルサイトアクセス率も急上昇 - (page 2)

佐藤令子(BeTREND)2008年05月09日 12時53分

モバイルサイトへのアクセスが急増した3月

 さて、3月1日から31日までのアクセス実績についても紹介しておこう。

 3月の特徴としてまず、総アクセス数が大きく伸びていることが挙げられる。2007年度の9月の総アクセス数を1とした場合、3月は1.2となっている。

 続いて、各キャリアのアクセスシェアを見ていこう。SoftBankが伸びている。シェア1割まで1ポイントを切った2007年12月から、伸び率が高まっている。この勢いだと「シェア1割到達」のXデーは4月になると予測できる。ただし、進学・就職の春商戦は1年で最も携帯電話が売れる賑やかな時期でもある。新たな販売方法や契約プランが導入され、DoCoMo、auも独自の戦略を展開している。結果が楽しみである。

モバイルサイトへのアクセスから見た3キャリアのシェア推移 モバイルサイトへのアクセスから見た3キャリアのシェア推移

根強いシャープ人気、auでも第1位に

 次にキャリア別に端末ごとの結果を見てみよう。アクセス数の多い端末を上位5つずつ調べてみたところ、次のような結果がでた。

 3月の特筆事項は、auでもシャープ製端末が1位になったことだ。これで3キャリア全て、最上位がシャープ製端末ということになる。携帯端末におけるシャープ製端末の人気の高さをうかがい知ることができる。

 DoCoMoでは、P905i(2007年11月発売、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)がランキング2位に上がった。発売以降、品薄が続くほど人気のモデルだけに、アクセスシェアの拡大にも勢いがある。現在1位のSH903iにとって代わるのはP905iか、それとも4位に急上昇してきているSH905i(2007年11月発売、シャープ製)か、注目していきたい。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]