Volkswagen(VW)は、2021年に全世界で出荷したバッテリ電気自動車 (BEV)およびプラグインハイブリッド車(PHEV)の台数が、前年比73%増の36万9000台超となり、過去最高になったと発表した。2020年は21万2000台超だった。
内訳は、BEVが26万3000台(前年比97%増)、PHEVが10万6000台。BEVおよびPHEVの全体に占める割合は7.5%弱で、前年の4%から倍増。お膝元のドイツでは、出荷したVW車の4台に1台がBEVかPHEVだった。欧州においては、VW車の19.3%がBEVまたはPHEV(前年は12.6%)。
地域別のBEV出荷台数は、中国向けが7万7100台で前年比437%増。米国向けは1万7000台弱で、前年に比べ20倍近い台数。
エンジン車も含めた総出荷台数は、約489万7000台で前年比約8%減。半導体不足が響いたという。そのため、受注残台数が積み上がっており、欧州だけで過去最高の54万3000台あるそうだ。その内、BEVの「ID」シリーズは9万5000台。
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