2022年登場の「Android 12(Go edition)」、アプリ起動を30%高速に

Attila Tomaschek (CNET News) 翻訳校正: 桑井章裕 高森郁哉 (ガリレオ)2021年12月15日 11時15分

 Googleの「Pixel 6」シリーズがハイエンドスマートフォンにおける「Android 12」の華々しいデビューという役割を担った一方で、「Android 12(Go edition)」では、Android 12の改良点や特長を低価格帯のスマートフォンにももたらすことが想定されている。Googleは米国時間12月14日、2022年にデバイスに搭載予定となっているGo editionの多彩な新機能を発表した。

Android 12(Go edition)
提供:Google

 Googleによると、Android 12(Go edition)は、アプリの起動を30%高速化するほか、自動的に「長時間使用されていないアプリを休眠させて」バッテリー持続時間を延ばし、ストレージを節約するという。また、「Files Go」アプリにより、削除から30日以内のファイルを復元できる。

Android(Go edition)
アプリの起動を30%高速化する
提供:Google

 このほか、翻訳やプライバシー関連の機能も追加されている。

 Googleが2017年にAndroid(Go edition)を導入した狙いは、エントリークラスのスマートフォンでAndroidの優れた機能を利用できるようにすることだった。同社によると、現在このバージョンのAndroidを搭載したスマートフォンのアクティブユーザーは2億人を超えているという。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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