Amazonは、2021年末までに英国で1万人の正社員を新規に雇用し、英国の従業員数を合計5万5000人にすると発表した。この前日には、米国とカナダで7万5000人を雇用する計画を明らかにしている。2021年の「Prime Day(プライムデー)」は6月に予定されており、約1カ月後に控えたタイミングで今回の計画が発表された。
また同社は今後3年間で1000万ポンド(約15億円)を投資して、最大5000人の従業員が新たなスキルを習得できるよう訓練し、政府の投資プログラムを支援する計画も発表した。
Amazonは、荷物受け取りセンター1カ所とフルフィルメントセンター4カ所を新たに開設する。「ファッション、デジタルマーケティング、エンジニアリング、ビデオ制作、ソフトウェア開発、クラウドコンピューティング、人工知能(AI)、機械学習など幅広い分野で」人材を採用するとしている。また、人事やIT、財務のほか、健康と安全性に関する職や、顧客からの注文の受付や出荷に関わるチームなどで多数の雇用を創出するという。
一方で、同社の労働環境には厳しい目が向けられている側面もある。4月には、アラバマ州の倉庫で労働組合結成を問う投票が行われたが、否決されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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