自動車を運転していて事故に巻き込まれたり、あおり行為や嫌がらせ運転などで迷惑をかけられたりした場合、ドライブレコーダーで記録した映像や音声が証拠として役立つ。ドライブレコーダーの有用性が広く理解され、選択肢も増えた。
今回は、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で見つけた、録画データの共有がワンタッチで実行できるドライブレコーダー「Dride Zero」を紹介しよう。
Dride Zeroは、サイズが4×9×4.5cmと小さく、フロントガラスに貼り付けるとルームミラーの陰に収まり、ドライバーの視界をほとんど遮らない。前方のようすをビデオ撮影し続け、内蔵加速度センサが衝突などの衝撃を検知すると映像データをクラウド環境へ自動アップロードして保存する。クラウド上のビデオは、Dride Zeroのボタンを押すだけでSNSなどへ共有できる。
マイクを内蔵しており、車内の会話なども同時に録音する。GPSで位置情報の記録も可能。後方用カメラを加えれば後ろの映像も録画できるので、あおり運転対策にもよいだろう。記録メディアはSDメモリカードで、最大32ギガバイトまで対応。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2019年1月3日まで。記事執筆時点(日本時間12月27日17時)でキャンペーン期間は6日残っているが、すでに目標金額3万ドル(約333万円)の2倍を上回る約6万8000ドル(約754万円)の資金を集めている。
Dride Zeroの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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