Kindle Fire HD(2012年モデル)は明るく、生き生きとした画面であったものの、黒い画面や薄暗い画面を表示させた際にバックライトが漏れ、「にじみ」が発生していた。Kindle Fire HD(2013年モデル)ではにじみが低減され、起動時のような暗い画像を表示している際に、四隅に生じているだけであった。
スペック | Amazon Kindle Fire HD (2013年) |
Amazon Kindle Fire HDX 7 (2013年) |
Amazon Kindle Fire HD (2012年) |
Google Nexus 7 (2013年) |
Apple iPad mini (2012年) |
---|---|---|---|---|---|
最大輝度 (cd/m2) |
421 | 430 | 394 | 570 | 399 |
最大黒レベル (cd/m2) |
0.47 | 0.37 | 0.41 | 0.44 | 0.49 |
最大コントラスト比 | 896:1 | 1162:1 | 960:1 | 1295:1 | 814:1 |
画面解像度は1280×800ピクセルであり、「Kindle Fire HDX」の画面ほどシャープではないものの、それでも十分にシャープで明るいものとなっている。ただ残念なことに、Kindle Fire HDXと同様に、若干黄色がかった色味になっている。
Kindle Fire HD(2012年モデル)のパフォーマンスに関する筆者最大の懸念は、OS自身の重さで引っかかりを感じるところにあった。ほぼすべてのところで遅れを感じたのである。この点から見た場合、Kindle Fire HD(2013年モデル)は、まったく別の製品と言える。Kindle Fire HDXほど高速ではないものの、ナビゲーション時のパフォーマンスは2012年モデルと比べると大幅に改善されており、メニューのロードはほとんど瞬時と言ってよく、動作が緩慢であると感じるところはほとんどなくなった。
機種 | CPU | GPU | RAM | テスト対象OS |
---|---|---|---|---|
Amazon Kindle Fire HD 7 (2013年) |
OMAP 4470 (1.5GHz、デュアルコア) |
未確認 | 1Gバイト | Amazon Mojito 3.0 (Android) |
Amazon Kindle Fire HDX 7 (2013年) |
Snapdragon 800 (2.2GHz、クアッドコア) |
Adreno 330 | 2Gバイト | Amazon Mojito 3.0 (Android) |
Google Nexus 7 (2013年) |
Snapdragon S4 Pro (1.5GHz、クアッドコア) |
Adreno 320 (シングルコア) |
2Gバイト | Android 4.3 |
Apple iPad mini (2013年) |
Apple A7 |
PowerVR G6430 | 1Gバイト | iOS 7.0.1 |
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